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2022 Mar 16

FRANK LEDER / BEDSHEET ”After” SHIRTS

 

 

男心をくすぐるような荒い生地。滲み出る味わい深さ。

 

年季が入った皺はどこか大人びた色気があり、ヴィンテージウェアに勝るとも劣らない雰囲気が我々スタッフの心を鷲掴みにします。

 

 

 

 

 

改めまして、こんにちは。

 

KITTE丸の内店スタッフの原です。

 

本日は原と鈴木が愛用している 【FRANK LEDER / BEDSHEET SHIRT】の経年変化した様子をご紹介します。

 

まずは原が所有している "Vntage Blue Stripe Bedsheet Plain Shirt" から。

 

 

2018年にリリースされたスラッシュポケット付きのシャツ。同年の年末に購入し三年弱愛用してます。

 

生地は1970年代のもので、通常のベッドリネンより目が大きいです。

 

初の洗濯では各箇所2.5㎝~3cm縮みましたが、縮みを考慮して購入したためサイズ感はゆったり気味。むしろ袖は長いため、常に1ロールした状態で着用してます。

 

夏場を除いてコンスタントに着ており、同様に洗濯も繰り返しておりますが、洗濯一回目に比べ、やや首回りが縮んだように感じます。

 

色もキナリ特有の暖色具合が抜けた退色をしており、"白寄りのキナリ”となりました。

 

ハリ感は購入当初と比べ、多少柔らかくなったように感じます。

 

 

何度も洗いを経ることで目は強固となり、

不均一な太さの糸が浮き出ることで生地表面に陰影が生まれました。

 

表情から新品の時以上に強靭な生地であることが伺え、副資材にも似た重厚な雰囲気を醸し出してくれます。

 

 

ただ、洗濯を繰り返すあまり釦二箇所が半壊状態となりました。でも、その雰囲気もまた絶妙で個人的には気に入っております。

 

しかし釦としての機能はやや劣ってしまったため釦の替えは検討中…フランク氏に倣って蚤の市で釦を見つけようかと思います。

 

 

後ろ身頃の内側にはブランド名が入ったオリジナルのスタンプが付いています。

意外にもなかなか色抜けせず、当分はこの印を楽しむことができそうです。

 

 

 

普段のコーディネートは暖色系統の服でまとめることが多いです。

 

自分自身、ワントーンコーデを好むのもありますがストライプベッドシーツシャツの場合、ストライプとスタンプの青が際立ち、差し色のようなコントラストを魅せてくれます。

 

補色のような然り気無い色合わせはスタイリングでも非常に重宝してます。

 

 

 

 

身幅の広いサイズ感は今の気分でもあります。

ボタンを留めても緩さを感じ、肩肘張らないのが気持ちいいです。

 

これからの時期、ボタンを開けて抜け感を出すように軽さを演出した着こなしを楽しもうと思います。

 

 

 

続いて鈴木が所有している "BALTIC BLUE DYED VINTAGE BEDSHEET STAND COLLAR SHIRT" の紹介です。

 

 

2020年にリリースし間も無く自身のワードローブに加入させた一着。

 

バルティックブルーと名付けられた色はフランク氏が見たバルト海の壮大な海をイメージし、1960年代のベッドシーツに落とし込まれました。

 

濃紺とは異なる鮮やかなブルーが特徴的で、現在も鮮やかさは健在ながらも退色による変化でワントーン明るい青となりました。

 

着用回数は原と同様に夏場を除いて週に一度は着るペースです。

 

基本的には水洗いですが定期的にクリーニングにも出してます。

 

また染色が施されたベッドシーツのため、初洗濯後の縮みはほとんどありませんでした。

 

 

 

退色をするなかで生地の端は少し白交じりの変化が見受けられます。

 

パッカリングとも相まってヴィンテージウェアの雰囲気そのままと言っても過言ではないでしょう。

 

 

購入当初。コーディネートはシャツの発色の良さを生かすため黒いワイドルーズデニムなど、コントラストが映える色合わせをしてきました。

 

退色が進んだ今、CONFECTのSSシーズンで見られる淡いトーンの服と組み、どこか柔らかい印象を持つコーディネートもするようになりました。

 

 

 

 

身体のラインに沿って直下するシルエット。とくに鈴木は背中の広がり方が気に入っています。

 

生地分量が大きいシャツでありながら、けしてドレープするような落ち方をするわけではありません。

 

ドレスシャツのような綺麗な佇まいとなっており、深く品のあるバルティックブルーとも相まって端正な印象も感じることが出来ます。

 

 

 

購入当初こそ生地に張りがありましたが、現在は身体に馴染むような柔らかさとなりました。

 

私も、私物のベッドシーツの変化には同様の経過を感じており、新品のデニムパンツを育てるような感覚が少し近いです。

 

こういった変化の楽しみもベッドシーツの醍醐味であったりします。

 

 

撮影の帰り道。

 

そのシルエットが美しく、流れで撮りましたが、本当にブルーの映え方が素晴らしい一着でした。

 

CONFECTがリリースするようなワイドパンツと相性が良く、鈴木は全体的なシルエットをこのスタイルでほぼ固定されてるとのこと。

 

緩さがあり、それでいて端正。

バルティックブルーが漂わせる雰囲気は唯一無二であるように私、原は感じております。

 

以上がスタッフ私物のご紹介になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

 

改めて今期から約6年ぶりに丸の内店でFRANK LEDERを取り扱いさせていただきます。

 

久々の取り扱いに興奮冷めやらぬ状況ですが、まずはFRANK LEDERを語る上で欠かせないBEDSHEET SHIRTSをスタッフ談を交えご紹介させて頂きました。

 

もちろん、店頭でもBEDSHEET SHIRTSをご案内できます。

 

 

 

 

60年代のヴィンテージファブリックを用いたコレクション。

オールドスタイルはスソがラウンドし、ゆったりとしたシルエットが特徴で、古いドレスシャツからパターンを反映させております。独特な荒々しさがある生地に古いドレスデザインのパターンとの組み合わせは、唯一無二の佇まいへと昇華させ、それでいてタイムレスに着続ける事ができる逸品です。

 

丸の内店ではレギュラータイプとバンドカラータイプがございます。

 

また、すでにウォッシュがかかっており、洗っても殆ど縮みはございません。

 

 

ブランドのアイコンのような生地であり、シンプルな装いながら世界観を堪能できる FRANK LEDER の BEDSHEET SHIRTS。

 

中々他では見受けられないシャツですので、心を鷲掴みにされた方は今一度店頭でのご試着をお勧めします。

 

本日は以上になります。

 

ご来店の程心よりお待ちしております。

 

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