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2021 Jun 29

魔女の大釜

 

 

#僕らのリネンシャツ

という。

インスタグラムの企画をするにあたり。

リネンシャツを持ち寄ることになったのですが。

まぁ。

80リネンシャツですよね。

2014年のダークカーキ。

ダークオリーブだったかしらん。

このシャツは本当に長いこと着ています。

当時のシャツは。

シルエットが随分と華奢なのと。

ハンガーループが付いていたり、襟のステッチが隠されていなかったり。

ブランドタグも仕付けで四隅を引っ掛けただけ。

ぽこぼことした。

今よりもごっつい貝殻釦。

これは。

機械で留めれる人が居なくなってしまったから。

もう使えないんだとか。

色々と移り変わったんだなぁと見て思います。

あとはやっぱり、色ですかね。

随分と。

褪せて、日に焼けて赤茶っぽくなりました。

歴戦感があって凄いでしょう。

まだ10年経ってないのにと。

なんやら感慨深い京都店の嶋岡です、こんにちは。

 

因みに、もう一着。

同じ時間を着ている80リネンのシャツがありまして。

実に重宝している。

基本の白シャツ。

シャツ=白。

という式が成立するくらいと思っているのですが。

存外に。

持ってないよという若い方。

多いんですね。

少し掘って聞いてみれば。

汚しちゃうからと言うのが多々と理由に。

食べこぼしやらも、さることながら。

襟や袖、全体的な黄ばみ汚れが気になるんだとか。

確かに。

白シャツは真っ白だから恰好が良いわけで。

黄ばんだシャツを。

経年で褪せたシャツと同じ扱いには致しかねると言うモノです。

そう言えば。

公式でもお手入れ方法を紹介していたなと思いつつ。

諸々の条件こそあれども。

これぞ真っ白なシャツになる。

ちょっと過激な方法を紹介しましょう。

 

 

煮洗い。

文字の通りにシャツを鍋で煮てしまいます。

 

まずは条件。

①綿ないしリネン100%の平織のシャツであること

②目の詰まった生地であること

③耐熱性があり、衝撃に強い釦を使用していること

④真っ白にしたい、白か生成りのシャツであること

こんなもんですかね。

良く聞かれるのが釦ですが。

貝殻の耐熱温度は600℃。

熱に強いです。

ただ。

薄いと鍋肌に擦れた時に割れるので、ゴツイ釦が推奨。

一般的な樹脂釦は熱可逆性を持ってるので、大体平気です。

が。

平気じゃないのもあります。

その辺はトライの前に要確認ですかね。

 

 

 

蛍光増白剤は普段の洗濯では使わないのですが。

煮洗いをするときは。

禿げる白さのウタマロ石鹸。

確りと。

服に水を含ませてから。

襟や袖。

気になる部分を擦って揉みこんでいきます。

 

 

適量にカットした石鹸を。

湯を張った鍋の中で溶かして洗剤液を作り。

火を止めてから、服を投入。

確りと湯に沈めたら、弱火で20分ほど。

袖を焦がさないように気を付けて、時々かき混ぜます。

炊き終わったら。

そのまま洗濯機ですすぎ洗いをするのが楽ですが。

ひと手間掛けるなら。

笊で受けてすすぎながら。

前立ての裏やポケットの底に、たまった塵をほじり出していきます。

仕上げはラベンダーの茂みの上へ。

ひろげて乾燥。

できたら素敵ですね。

 

 

冒頭のカーキのシャツと同じ品番で同い年の白いシャツ。

繊維がほぐれ、さらに生地の目が詰まる。

ハイカウントの生地がもつ、独特の膨らみがさらり柔らかくなびきます。

パリッと糊の利いたシャツには無い。

着心地を。

夏に。

もちろん。

秋にも、冬にも。

そして。

春にも。

ぐるぐる、ずーっと。

着て居られるように。

洋服の手入れをしていきましょう。

 

P.S.

 

CONFECT  KYOTO

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