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2018 Nov 24

ハムを作り、羊毛を織り

久方ぶりの。

 

 

これが、

 

 

こうなり、

 

 

こうなった。

 

もにょもにょと。

冷え切らない天気を余所に、着々と暦は進んで、もう冬の手前まで。

ようやっと。

朝晩がらしくなって来たものだからと。

頂いた柿を煮てみた、梅田店の嶋岡です、こんにちは。

今の暮らしで、籠る支度も無いのですがね。

ちょっとしたストレス発散も兼ねて。

ズラリと並ぶ秋色の瓶を眺めるのは、手入れを終えた靴を並べるのと似た充足感を味わえます。

実によい心地です。

もちろん。

暦を楽しみ語ることは、洋服屋の仕事のうちなれば。

芸術的で。

秋の深い色と渋い冬の趣とで、心を掴む洋服があります。

 

 

ぱっと見ると。

少し地味にも見えるツイードの洋服。

チェック柄であることが、ほんのりと分かる程度。

もともとは。

スコットランドの野良着として古くから使われてきたもの。

狩りや漁に使われる服であるため、自然に溶け込み、風景に馴染む、防寒を備えた一種の迷彩服だったんですね。

この落ち着いたトラッドな生地。

近くで目を凝らしてみれば、様相が変わります。

 

 

山を装う。

その一本の木から。

舞い落ちる枯葉の一枚一枚が違った色であり。

それら。

さまざまな色が綯い交ぜとなり、穏やかに調和して自然の色が成すように。

如何に。

沢山の鮮やかな色を組み合わせ、複雑で渋い模様を作るのか。

職人の経験と勘をもとに織りだされる奥行きのあるツイードは、人が作り出した織物のなかでも奇跡に近い。

そんな、話を耳にしたことがあります。

日本におけるツイード生産は大正の頃から。

第一次世界大戦のすったもんだの末、本格始動した国産羊毛事業を受け。

新しい時代の農閑期の手仕事として、広まり根付いていったとのこと。

スコットランドでも少なくなった職人仕事が、日本では深く残っているというのだから、感じ入るものがあります。

 

 

 

 

Wool Check Short Blouson (Khaki) 46,000yen+tax / CONFECT

 

本場では。

芸術性の高さから、乗馬服や狩猟服として紳士のアウトドアスポーツといったウェアの地位を得たツイード。

そのツイードが持つ高級感と渋さを活かし、男性らしい落ち着いた雰囲気と。

スウィングトップという、独特の軽快さを持つ服に仕立てています。

ゆったりとした身幅と優しいシルエット。

リラックスした雰囲気は、CONFECTならではの洋服です。

より普段の生活で袖が通しやすいように。

軽さと柔らかさと温かさ。

そのバランスに心を砕きました。

 

 

 

 

Wool Check Detachable Hooded Coat (kahki) 73,000yen+tax / CONFECT

 

さまざまな色を集めて織りだすツイードの魅力は、光の強さや陰影、そして洋服までの距離などで、表情が変わること。

その機微を楽しむには大判のコートが一番です。

柔らかく滑らかな生地で作った背接ぎの無いコートは、少しの動作をゆったりと自然に伝えます。

クラシカルな佇まいの中に、ときおり浮かんで静かに沈む赤や黄と緑そして青。

仄かな風韻を纏ってはみませんか。

 

大小クラウスの耕した野原や、少女アリスの辿った鏡の国とおなじ世界へ。

テパーンタール砂漠の遥かな北東、イヴン王国の遠い東。

自然を織りなした洋服を着て、どこへ行きましょうか。

北風がぴいぴいと鳴り。

西風がどうどうと吹く。

そんな季節は目の前です。

諸々。

ご相談を承ります。

 

P.S.

 

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