グッド ・イナフ
1980年代。
の。
アメリカ。
大人になってから、拾い集めた知識は多くあれども。
その時代に世に在った人間としてリアルに思い出せるものは何か。
頭を叩いてこぼれ出たものは。
フラッテリーママ。
上半身を微動だにせず。
黒のドレス姿で森を疾走し迫り来る、熟女の峻烈なインパクト。
思い出というよりも、トラウマかもしれません。
あとは。
ギズモにメルマック星人、そしてDMC-12。
アメリカに対するイメージは主に金曜日に仕入れた、梅田店の嶋岡です、こんにちは。
従来の固定観念を覆すような出来事が、芽吹きはじめた時代のはずなのに。
どこか。
あか抜けない印象が付きまとうのは、ソースに問題があるのでしょうかね。
それは。
安っぽい日用品に溢れかえるような、雑多な日常と。
強烈な個性とゴロリとした存在感による、斉一な非日常。
それらの矛盾をはらむ、面白さとカッコよさを堪能できるのが、1980年代のアメリカなのかと思います。
そんな時流を。
すこし思い出させる洋服が入荷しました。
Wide Check Pullover Shirt (Check) 22,000yen+tax / CONFECT
チャンクのパンツ。
ビリーとギズモが頭を並べた枕。
ウィリー父さんやマーティのシャツ。
それら全部を綯い交ぜたような大きなチェック柄からは、懐かしいような、心が揺さぶられる感覚が。
どってりとしたシルエットに対し。
ショールカラーのプルオーバーシャツでも首元を浅く、釦ディテールを排することで全体をスッキリとした印象にしています。
ネルやブロードといった華奢な素材に多いチェック柄を、CONFECTらしくカリっとした野趣を足して表現しました。
随所の撚りを強くし、糸に括れた箇所を加えた、25番手の逆スラブコットン糸。
この糸を二本撚りすることで微かに表れるスラブ感と。
その25番手双糸とリネン44番手単糸のを交織して現れる番手差によって、着馴染んだシャツのような懐かしい表情を出しています。
ウエストポケットはサイドにグッと寄せることで、全体のスッキリとした印象をそのままに。
バイアスに切り替え、その存在感を強調しています。
大判のチェック柄であっても、黒,茶,生成りで構成することで、大人しやかな雰囲気に。
穏やかなダークトーンのパンツと合わせることで、すっぽりと日常着に収まる佇まいになります。
どっきりとするチェック柄の存在感を楽しむならば、コントラストを軽快に利かせてはいかがです。
遊びながら大きくなった理想が形になったような。
特別で。
爽快感のあるカッコよさを楽しめます。
普段。
柄はあんまり着ないよと言う方。
まぁまぁだねと。
袖を通してみて下さい。
先ずはそれから。
透明感のあるしゃがれ声を懐かしみ。
店頭にて、お待ちしています。
P.S.
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