ごましお
皆様こんにちは。
梅田店の藤原です。
コンフェクトの軸となる拘りをもって作成される生地。
今回、こちらのジャケットをひと目見た時にグッと引き込まれました。
では、早速ご紹介して参ります。
コットンウールカルゼカバーオールジャケット (Black)¥45,000+tax / CONFECT
メインマテリアルは縦糸にコットンの撚り杢糸、横糸にウール糸を交織したカルゼ素材を採用。
この生地を見て、ビーチクロスや40年代の動物ボタンで有名なフレンチハンティングジャケットを連想された方は、私同様ビンテージラバーでしょう。
この黒と白の杢調の素材は私達を常に魅力して止みません。例えば、シャンブレーでも、ブラックシャンブレーとなれば、深みがあり特別な存在。その生地の表情は、題名にも使用致しましたが、ごましお(Salt & Pepper)という言葉で表されます。
同じ様なカルゼ仕様のチンストラップ付きヴィンテージワークシャツを過去に見た事がございますが、その時と同じにおいを感じました。
まさにそれが、今季のコレクションにてコンフェクトがフォーカスしているワークそのものです。
台襟の無い、ある意味簡素な襟元や、ダブルステッチにて貼付けられた六角形のフロントのパッチポケットです。ワーク=アメリカとなりますと、ポケットは4つがお決まりのディテールといった印象ですが、こちらのジャケットは3つ仕様です。どちらかと言いますと、ヨーロッパワークの特徴を落とし込んでおり、少々細めのアームホールとのマッチングは良く、無骨さの中に何処かスタイリッシュさを感じます。
コンフェクトらしさを感じる仕事がこの大見返しです。安価で量産を求められたワークジャケットにはまず行なわない仕様であり、クロージングの世界です。平面的に作られるワークの無骨さと、この丁寧な仕様があいまみえる事により、着用した際のチェスト部分のハリから来るエレガントさが上手く作用し、シンプルながら洋服としての精度の高さを醸し出しております。
先程も述べましたが、ごましお素材をメインマテリアルとして使用し、オールドワークのディテールは勿論、大見返し仕様とのマッチング…
私の中ではヴィンテージという目線だけにどどまらず、今の時代に着たいと感じさせてくれる、歴としたジャケットです。
一本はお持ちであろうデニムを軸にした、オールドワークなスタイリングは勿論ですが、今回の様にブラックを基本としたコーディネートにて、同じワークテイストでありながら、アーバンな雰囲気を演出してみても良いですね。
着回し、スタイリングが作りやすく、素直に取り入れやすいジャケットです。
是非、店頭にてチェックしてみて下さい。
P.S.
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