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2019 Nov 6

ジャポニズムコート

先日。

すこし昔の服飾辞典を購入しました。

当の本人は購入した気でしたが、数奇な行き違いに合い、無償で本が手元にあります。

送り主いわく。

金銭を受け取るには至らないけれど、書物としての本分を果たすに足るので、役立てて欲しいとのこと。

奇特な方の好意にあやかって。

夜な夜な頁を繰っている、梅田店の嶋岡です、こんにちは。

グーグル先生の弊害でしょうかね。

知っていることを、解る範囲で調べる癖は身についているつもりですが。

ぽうっと辞書に目を通すと。

平素において。

知らないことを目の前にし、自覚と知覚、そして認識の無さ。

それによって生じる欠損を。

想像力でほんのり補完してきたことを、言葉を覚える度に感じます。

知識は増えてるはずなんですがね。

どんどん阿呆になっていく感じが痛快です。

 

知っているつもりで。

よくは知らなかったかもしれない、コートのこと。

ざっくりと。

おさらいがてら、こんなコートは如何でしょう。

 

 

ウールダブルクロスステンカラーコート(Black,Brown) 60,000yen+tax / CONFECT

 

チェスターコート、トレンチコート、ダッフルコートなど、好みの形は其々あれど。

スタンダードなコートとして、名前が上がるステンカラーコート。

フルラグランの。

ざっくりどっかりとした比翼仕立てのコートは、1800年代のイギリスでバルマカーンコートに端を発し、1930年以後ハーバードやプリンストンの学生に広く支持を受けたトラディショナルコートです。

 

 

名前の由来となるステンカラー。

実は和製英語だそうで。

所説あれど。

もともとは大きな衿を折り返して着用する、スタンドフォールカラーが訛ったものだとか。

ステンカラーと、ひと言で済ませても。

衿腰の無いバルカラー。

衿先に釦ホールがあり、閉じて着用できる、コンバーチブルカラー。

他にも色々と呼び名がある模様。

 

 

 

 

CONFECTでは。

やや小ぶりな衿と衿腰で、なだらかな肩線に馴染みサッパリとした見場に仕立てています。

衿先にボタンが無い代わりに、見返しにチンストラップを付属。

ややミリタリーコートに寄った佇まいも楽しめます。

 

 

ステンカラーコートで一般的な箱ポケットではなく、額縁ポケットに。

この雨蓋つきのポケットは、正しくフレムームドパッチポケットと言うそうで。

ポロコートやマッキノウコートといったアウトドアやミリタリーウェアの属性を帯びるディテールです。

 

 

ラグランは2枚剥ぎで、ウエルトシームはスタンダートな7mm幅。

先が細るカフストラップは、コートのボリュームからはやや華奢な印象。

生地と同色の糸を用いた控え目なステッチワークと合わせ、スッキリとした見目になります。

 

 

要所に配したナット釦。

ノーベントでシームも無い広い背中。

見返しのポケットはスマートな玉縁。

コットンを使用した総裏の仕立ては、艶を抑え落ち着いた雰囲気です。

 

 

 

素材は。

極細のウールで撚った太番手を織り、起毛を掻いた後に毛羽を整えてと、手の込んだもの。

その滑らかで深みのある生地は。

太陽の強い光を柔らかに散らし。

人工光のもとでも。

奥行きのある、しっとりとした光彩を放ちます。

 

トラディショナルなスタイルに施されたCONFECTらしい風味。

英米のモノとも。

日本のモノとも。

そのどちらとも言える風情を纏ってはみませんか。

 

では、ぜひ店頭にて。

 

P.S.

 

P.S.

 

P.S.

 

 

住所:

〒530-0011
大阪府大阪市北区大深町4-20
グランフロント大阪 南館4F

電話番号:06-6374-1130

営業時間:10:00-21:00

※グランフロント大阪の営業時間に準ず

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