KITTE丸の内店の会田です。

 

さっそくですが、タイトルの件。

昨年からリリースしている『羽織り』。

今年のAWはレザーファブリックにアップデートした羽織りがリリースされました。

 

 

シープレザー羽織りジャケット  ( Brown, Black )  65,000 yen + tax  /  CONFECT

 

羽織りのルーツは和装。

起源は諸説ありますが、

室町時代に発生した道中着や防寒着が，戦国武将の服飾品として派生。

江戸時代に入ると武士の日常着となり,

武士の羽織風俗が庶民に移って着丈の長短によって流行が変化しました。

※黒紋付羽織袴 | 着物レンタルモールhataori(ハタオリ)より引用

 

私達日本人が本能的に羽織りに対して興味が沸き、自然と手に取って見てしまうのは

至極当然のことではないかと思えてきます。

 

 

さて、本題に戻ります。

今回リリースした羽織りは現代の日常着として着ていただきやすいように、

和服そのものを当てはめた訳ではなく、

袖口は狭めたり両腰にフラップポケットを配置したりと、

ジャケットの要素を僅かに感じて頂ける作りにしています。

 

 

素材はシープレザー（羊革）。

 

 

数あるレザーの中でシープ（羊）を選んだか。

そして何故、レザーなのか。

 

生地に厚みがあり過ぎていたり、硬い生地だとレザーの元々持つ、堅牢・重厚といった印象が

強く出てしまい、羽織りでは無くなってしまう。

羽織りという名の通り、羽織った時の身体馴染みが良く、柔らかな肌触り。

断熱効果が高く、防寒用のとしても多く持ちいられているレザーファブリックな視点で、

動いた時のドレープ感を表現出来きるものがシープスキンだから。

と、私は解釈します。

 

 

何より、理屈抜きで羽織りの形にレザーの素材を組み合わせることで、

より『和』を感じやすい。

秋冬に多く見かける『洋』服と合わせた時の調和を見てみたい。

 

その “新鮮さと興味深さ” が単純にお勧めしたい理由です。

 

今回は最後にスタイリングをご覧頂いて〆たいと思います。

起毛リネンバンドカラーシャツ  ( Navvy )  24,000 yen + tax  /  CONFECT

ルーズデニムワイドトラウザー  ( Black )  29,000 yen + tax  /  CONFECT

 

ウォッシャブルウールタートルネックプルオーバー  ( Off Withe )  14,000 yen + tax  /  CONFECT

ピマコットンツイルイージーパンツ  ( D.Khaki )  24,000 yen + tax  /  CONFECT

 

 

それでは店頭でお待ちしております。

 

 

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