振り回されるのも悪くない。

KITTE MARUNOUCHI

2024 Mar 11

こんにちは。丸の内店スタッフ、桝永です。

最近の購入品を振り返ると今まで自分が着ない、身に付けないと決めていたアイテムを購入しています。

意識的にそうしている訳では無いのですが、今までだったら「ここが気になるんだよな」という部分が気にならないくらいの魅力があるアイテムに出会えているという事です。

色味だったり形だったり、今まで手に取ってこなかったアイテムを取り入れることで自身の幅が広がっている感覚があります。

前回のブログの冒頭でお伝えしたウールカシミヤのコートなんかがそう。

コートは着ない、と決めていた自分にとって想定外の買い物でした。

ただ、その想定外のアイテムを取り入れることによって、これまで目を向けていなかったモノに意識が向いていると感じます。

・手入れが大変だからウール物は着ない。

・動きづらいからコートは着ない。

・綺麗な雰囲気に見え過ぎてしまうからコートは着ない。

そんな固定概念は自身の可能性を狭めてしまう考え方ではないか。

新しい物を取り入れる、自分の想定外の領域に目を向けてみるというのは何事においても重要なのだなと服を通じて考えさせられました。

最近購入した眼鏡。

べっ甲フレームにブリッジがゴールドのサーモントやブローと呼ばれる形のこちらの眼鏡も自分にとって想定外の買い物でした。

眼鏡は好きでよくかけていますが（単に目が悪いというのもありますが）、普段の服装の色味やアクセサリーにべっ甲やゴールドの眼鏡は色合いがあまりしっくりこず、手を出してこなかったり、かける頻度が極端に少なく手放してしまったり。

ただ、長らく探していた形だったということもあり、相性とかを考える前にモノに惹かれ購入していました。

いざ実際に自身のコーディーネートに取り入れてみると、やはりしっくりこない。

でも、この眼鏡をかけたい。

だったらその眼鏡に相性の良い色味の服やアクセサリーを身に付けようと、眼鏡中心で今、自身の世界が回っています。

これまでは黒、ネイビー、グレーの色味が多かったのが、どんどん生成り、ベージュ、カーキの色味に浸食されていっています。