こんにちは、新谷です。

肌寒さを感じるこの頃。

装いに何か新しいものを加えたくなるのは皆さん同じだと思います。
それが、見た目に分かり易い大きな変化でなくとも、
よく見ると少し変わったかな、という小さな変化でも十分なもの。

むしろそのほうが、「自分にはこんな格好がしっくりくる」という、

自分らしい恰好を見つけやすくもなります。

既にお感じ頂けているかもしれませんが
コンフェクトの洋服は、どちらかというと「小さな変化」の集積です。

色も生地も形もです。

コンフェクトをご愛用頂いている皆様ですと、
同じようなものを買ってしまった。
同じようなものを着ている。
そんなご経験は既に感じられていると思います。

そんな体験は、自分がしたい恰好だったり、

相手から認識されたい恰好だったりが徐々に明確になり始めているという
ことだと個人的に思っています。
同時に、同じようなものだけど違う。

という「違い」に繊細になっている証拠だとも思います。

「違い」に繊細になるということは、洋服に対して注意深くなる事。
それは生活に対しても注意深くなる事に繋がります。
例えば身のまわりにあるちょっとした変化を敏感に感じる。
朝食の食パンの焼き加減による味の違いだったりもその一つ。

もちろん人によりけりですがその小さな変化に拘ることが、面白く感れる人もいるのです。

季節の変わり目。
何度も経験する中で、そんなことを思うのです。

今期のコンフェクトも、様々な切り口で変化を付けています。

色に対しては、
硫化染め/反応染め/撚り杢/先染め/製品染め等のアプローチで様々に変化を。
生地に対しては、
起毛/左綾織り/裏使い/縮絨/双・単糸/未洗い等のアプローチで様々に変化を。
形に対しては、
肩を入れる・落とす/身幅を出す/見返しを大きく採る/ステッチを入る入れない/袖丈を長く・短く等のアプローチで様々に変化を。

実際にお店に着て、
お客様自身の目と手、試着により体で、
そして販売員の言葉から得る情報で、
その小さな変化を感じ取っていただきたいです。

オンラインショップでは、
写真を通してや、記載している商品情報からです。
お店で得れるものより少なくはなりますが、

「得れるものが多いから良い」というわけではなく、
小さな変化が感じれれば良く、自分がそう思えば良いのです。周りは関係ない。
なので、スマホの画面を通してでも、PCの画面を通してでも、
コンフェクトの服の画像を見え感じ取れるものがあれば是非ともお求め頂きたく思います。

なんだか悪い癖で長くなりましたが、

今日はこちらをご紹介です。

Cotton Boa No-Collar Jacket ( Brown )  34,000yen + tax  /  CONFECT
Cotton Rib Stitch High Neck Pullover ( Khanki )  13,000yen + tax  /  CONFECT
Over Dyed Corduroy Easy Pants ( D.Green )  23,000yen + tax  /  CONFECT
Drawstring Leather Pouch ( Black )  16,000yen + tax  /  Arts&Crafts

カーディガンのようにも感じれますが、4ボタンでVネックが浅めでもしニット素材だと、

ボタンを閉じて着ないと身頃はぺらりと返ってしまいます。
布帛地で見返しもあるので、羽織りでも良し、Vネックを活かして

ジャケットライクに畏まりを見せても良し、裏ボアを活かしてライナーでも良しです。
出番が多そうな1着です。

Supima Cotton No-Collar Jacket ( D.Brown )  34,000yen + tax  /  CONFECT
Over Dyed Cotton High Neck Knit ( Kinari )  26,000yen + tax  /  CONFECT
Nylon Cotton Truck Pants ( Navy )  24,000yen + tax  /  COMOLI
Mouton Lace ( Black )  42,000yen + tax  /  Hender Scheme
Silk Scarf ( Grey:BAUHAUS )  18,000yen + tax  /  A PIECE OF CHIC

Leather Tote Bag ( Black )  34,000yen + tax  /  CONFECT

今期コンフェクトはスーピマコットンオックスを久々に使いました。
個人的にもお気に入りの素材で、ヌメヌメした肌触りと、
無造作にポコポコとした凹凸や立体感のある生地の面は、
中々お目にしない素材感だと思っています。綿をウレタンでコーティングしたり、
綿ナイロンや綿ポリで加工するようなものでも、やはりこのしっとり感は真似できません。
綿100%ってやっぱりいいなと思います。
ラウンドのノーカラージャケットの仕立てていますが着ると、

ぐしゃっとした形で、丸い衿元もはっきりとしない見え方です。
その崩れが着易かったりします。

どちらも今が旬な上着です。

本日は2つほどピックアップしてみました。
読者の皆様のなかで、なにか感じるものがありましたら、

是非ともお店やオンラインショップにいらして頂きたいです。

それでは、本日はこれで。
ご来店を心よりお待ちしております。

新谷