- Top
- Blog
- ONLINE SHOP
- <りまいんど> UpcycleLino
<りまいんど> UpcycleLino
こんにちは
加藤です
nest Robe / CONFECTでお買い物をした
ことがある方は一度は必ず
耳にしたことがある
「UpcycleLino」
もうご存じの方にはおさらいみたいな
内容になってしまいますが
初めてこの名前を聞く方に向けて
もう一度、私なりの言葉で
Blogにしてみました
読み物にはなりますが
最後までお付き合いください
「UpcycleLino」のお話をする前に
そもそもの前段からお伝えすると
nest Robe / CONFECTが使っている生地は
上質な天然繊維に拘って、
日本製の洋服を作っています
化学繊維と違って、天然繊維は
二酸化炭素を出すことなく
土に還るので地球環境にとっても
負荷の少ないのが
素材の特徴になります
異常気象などが起こり
環境問題がクローズアップされる
この時代に
未来を考えた洋服の在り方とは?を
問題提起して、スタートした
プロジェクトが
「UpcycleLino」
になります。
具体的には
こちらの 公式サイト にバッチリ書いてある
のでサイトから詳細内容を読んだら
このBlogの立ち位置が無くなってしまう
のでちょっと違った角度から
もう少しお話します
<りまいんどポイント①>
【UpcycleLinoができるまでの工程】
■服の製造過程で出た裁断くずを
色別・素材混率別に分ける
⇓
■分別された裁断くずを半毛機にかけて
バージンコットンを
つなぎに紡績して糸に戻す
⇓
■その糸を編立して生地に仕立てる
⇓
■その生地を洋服として製造する
※半毛機にかける工程や糸を編立る工程は
日本にある繊維業や機屋業と取り組み、
これが産地の活性化にも一役買っています
<りまいんどポイント②>
【類似品が出まわらない理由】
なぜ類似品が出まわらないのか?
■大きな理由は、裁断くずを半毛機に
かけた際のくずの混入率の調整が
とても難しいため
■再生を繰り返すと繊維長が短くなって
糸の強度が保てないため
※産地工場と試行錯誤の結果、
「UpcycleLino」は
混率30%に行き着きました
言葉にすると簡単に聞こえて
しまいますがこれはノウハウの結集で
完成されたものでもあります
元々は廃材であった裁断くずを
プラスに活かした正にアップサイクルと
いう言葉通りのプロジェクトであり
持続な可能な社会つくりに向けた
独自の<リユース>が
「UpcycleLino」
になります
※こちらがデニムの裁断くず
いかがだったでしょうか
話の前段が長くて結論に行き着く前に
ページから離脱されそうな
不安もありましたが
ここまで
読んで頂いた方には感謝したいです
このノウハウを活かして
布帛の生地からカットソー生地まで
「UpcycleLino」
で様々な素材を開発して
洋服に仕立てています
【UpcycleLino】 ストライプ レギュラーカラーシャツ / CONFECT
【UpcycleLino】 天竺 クルー半袖Tシャツ / CONFECT
まだ「UpcycleLino」を着たことが
ない方は、このBlogを読んで
入門するキッカケになれば幸いです
それでは