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2025 Nov 28

冬のリネン。

こんにちは、新谷です。

 

 

 

 

 

 

CONFECTでさまざまなご提案してきている
リネン素材の中でも冬の主役となるのは、起毛リネンです。

 

 

 

 


ブランドのコンセプトにも明記した「リネン」は、
CONFECTの主軸となる素材。


店頭でお客様にも幾度となくご紹介して参りましたが
その都度よく言われるのが「じゃあ、冬はどうなるの??」というお言葉です。

 

このお言葉をいただくたびに、

日本では、リネンを主に夏向け素材として製織・加工している生地や衣料品が
流通の大多数を占めていて、それ以外の季節に対応できるファブリックとしては
まだまだ浸透していない。

という現実を目の当たりにするのです。

 

 

 

リネンの特性と、日本の高温多湿な盛夏に活躍することは、
間違いない事実だと思いますが、
それはリネンの特性の「一部」だと思います。

リネンは生地の製織密度・組織・加工次第では、
保温力を発揮。日本の冬に着れる素材として、
リネンを活用することができます。

 

 

 

 

 

それをご体感いただけるファブリックが、
CONFECTで、長らく注目している定番素材「起毛リネン」です。

 

 

 

 


少し脱線しますが、

CONFECTのリネン生地の提供元としての生地メーカー
京都・AKAIさんの社長・赤井彌一郎さんの記事をご紹介します。

2020年10月25日発行した、nest Robe / CONFECTが著者となった
書籍「SLOW MADEな服づくり」より抜粋です。

 

 

ーーー

「リネンは、特殊な機能性もファッション性もあり、保温性にも吸湿性にも優れています。
リネンの繊維は切り込みのあるマカロニ状になっているから、空気をたくさん含むんですよ。
布団やシーツにすれば、体温で温まり、冬だって活躍してくれる。」
さらに、
「日本はこれまで、いろいろな文化を取り込んで進化してきたけれど、
今後はなんでもやりますよというよりも、得意分野があったほうが強いと思う。
うちは最終製品を作らず、素材を提供していますが、リネンやったら<AKAI>と
言われるだろうというプライドを、首尾一貫して持ち続けていきますよ。」

ーーー

 

 

 


今から遡ること100年前に日本で最初にリネンを流通させた会社・AKAIの
社長の言葉は、ごくごくシンプルですが、リネン、ものづくりの真髄をついているように思います。

話を戻すと、リネンは保温性を発揮する、冬だって活躍する。
そのご提案がCONFECTの起毛リネンシリーズなのです。

 

 

 

 

 

 

起毛リネンを使い始めた15年ほど前から、CONFECTでは一貫して
AKAI社の起毛リネンを使用しています。

僕自身、起毛リネンシリーズは、
ジャケットを3着
コートを1着、
シャツを1着、
パーカーを1着と所有してこれまで、かなり着てきましたが、

10年ぐらい前よりも、近年の方がより出番が多くなってきたと思います。

 

 

暖冬傾向があるから、
または、屋内で過ごす時間、
空調環境が整備されている場所が増えているのか。
はたまた、
このくたっとした、
よぼよぼした、
ちゃんとしているようで、ちゃんとしていない、
力の抜けた雰囲気が気に入っているからか。

 

 

 


とにかく着ることが増えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

CONFECTの代名詞はリネン。
そして冬もリネンがあり、
ちゃんと活躍してくれます。

 

 

 

 


25AW期は、このセットアップをご用意しています。

 

 

 

 

 


起毛リネンダブルブレストジャケット
col : D.Khaki, Ink Black
size : 3, 4, 5

 

 

 

 

 

 

起毛リネントラウザーズ
col : D.Khaki, Ink Black
size : 3, 4, 5

 

 

 

 

 

 

 

それではぜひ店頭で、お試しいただければと思います。


それではまた。
 

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