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「KUSHA」シリーズが誕生。
こんにちは、新谷です。
いよいよ発売となりました、
KIGIさんとのコラボアイテム。
CONFECTは、KIGI植原さんの
「こんな服があったらいいな」というイメージに
出来るだけ近づけるように形にしていきましたが
デザインを生業にする植原さんらしい視点、
こだわりが細部にまでしっかりと詰まった
作り込みがなされています。
(デザインユニットKIGIのお二人。左が植原良輔さん、右が渡邉良重さん。http://ki-gi.com/)
振り返ると、昨夏から少しずず企画が進みました。
KIGI植原さんの仕事柄、
都心のみならず地方への出張による仕事も多く
街中・自然の中問わずフィールドが多様。
屋外での仕事もあれば、その何時間か後には食事や商談も
あったりで、外泊を含む出張時は、
場面場面に合わせた衣服も荷物に入れて
持ち運びます。
服をカバンに入れて持ち運ぶと、どうしてもシワがついてしまうのですが、
アイロン掛けしてシワを伸ばすのも手間だったり、
時間がなかったりと、十分に対応できないことも。
そんな経験から、この度のコラボ企画は、
「はじめからシワがついている」ことで、
持ち運びや着ている時についてしまうシワが気にならない。
もとからついているシワに馴染む。
これを実現すべく企画をスタートしました。
キーワードは、「KUSHA」(クシャ)。
生地は、UpcycleLinoとして初めてトライする、
キャッチワッシャー加工を施したもの。
やや薄手で、春物にはぴったりのリネンコットンの生地を
手も揉みによるシワを丁寧につけ、
洗いと熱で加工したファブリックになります。
近江地方伝統の晒し技術を持つ加工屋さんに
作っていただいた生地です。
そしてデザインは、
セットアップで着ることができるジャケットとトラウザーズを。
シワが大前提になったことで、
そのアウトラインにアクセントと取り入れるべく、
別生地となるリネンで切り替えた
衿端、ポケット口、袖口裏。
同じ染料で染めても、色に差が出て微配色のように
映るリネンのライン。今回のジャケットの最大の特徴です。
縫製周りのパッカリングが服全体のシワと一体になることを
狙い、ポケット周りや後身頃中心に縫製を入れて
シワと同じような動きを生地に加えています。
トラウザーズは、側章ラインの切り替えが特徴。
トラックパンツのようなスポーツテイストが加わり
セットアップとしての着用シーンが広がります。
さらに、「ボタン」にもこだわりが詰め込まれています。
KIGI植原さんのご提案で、シルバー調のメタルボタンを付けたものもご用意。
KIGIさんらしい、輪郭にシャープさがありながら無機質でマッドな質感が映えるボタン。
くしゃっとシワのある服に、程よいコントラストをもたらせ、ひっそりとした存在感を放ちます。
出来上がった、名付けて「KUSHA」(クシャ)シリーズ。
ジャケット、トラウザーズ、それぞれ2種類のボタンにてご用意しております。
[UpcycleLino] × KIGI KUSHA Jacket (D.GREY) 44,000 yen
[UpcycleLino] × KIGI KUSHA Trousers (D.GREY) 31,900 yen
また、シルバー調メタルボタンを付けたLIMITED EDITIONも。
[UpcycleLino] × KIGI -LIMITED EDITION-
[UpcycleLino] × KIGI -LIMITED EDITION-
バッグに入れたり、ひっかけたりで、
少しシワが入ったとしても、
初めから入ったシワに馴染み、自然な雰囲気で着用することができます。
普段のCONFECTのプロダクトとは少し違った角度からのアイディアが落とし込まれ、
デザインや色味、パーツ選びと新鮮であり、それでいてちゃんと生活に寄り添ってくれそうな服が
誕生したと思います。
ぜひ、店頭やオンラインショップにてチェックしてみてください。
新谷