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2024 Dec 20 New

言葉にしたくない色。

こんにちは、新谷です。

 

 

 

 

先日、娘が、
クレヨンで「海」の絵を描いていました。

青がベースに塗られていましたが、
波打ち際は、白っぽく
沖合は、黒っぽく。

他にもいろんな色が混じっていました。

 

 


海は青い。
では無い。


いろんな色が混じっていることに気がついているようで。

なんだか嬉しかったです。

これが人が自然に備えている「解像度」なのだと思いました。

 

 


色に名前をつける。
言葉で表現する。

 


これは良いような、悪いような。

色を言葉で表現すると、肉眼で捉えているリアルな色から
遠ざかる気がします。

 

 

 

 

 

翻って、
CONFECTの服はどうか。

 

 

自然素材であること、
製品染めであることで、
なんとも表現しにくい、微妙な塩梅に。

 

例えば、


こちらのジャケットを、もしクレヨンで描いたなら、

生地が重なって白茶けた部分は、白や肌色を使うのか?
生地の凹凸で、光が当たるところは、薄い青、紺、グレー、白、ベージュが混ざる?影になるところは、黒、茶色?


じゃあ仕上がった服の色は、
何色と言えば良いのか?

 

 

 

色に名前をつけて、言葉にしてしまうと

僕たちは、
そのイメージで見てしまう。

見るだけじゃなくて、
そのイメージが正しいかどうか、無意識に判別してしまう。

こんなことをやっていたら、

それ以上、色を探らなくなるのではないか。

色を探れば探るほど、言葉にすることが難しくなりますからね。

 

 

 


色を言葉で表現すること

これって、本当に必要なのか?

 

 

 

何色か、名前をつけなくとも
そこにある色、肉眼で拾うこの色を、
ただただ受け止めて、感じれば良いのだと思います。

 

 

 

 

 


CONFECTの「製品染め」の服を見ながら、
そんなことを思った次第です。

 

 

 

 

 

 

さあ、2024年、今年最後の新作発売は、
製品染め、すなわち「染めの衣< SOMENOI >」の
アウター2型です。

 

 

 

 

 

 

 

 

散々、御託を並べましたが、
弊社のタグには、色名をつけて以下色展開でご用意しております。

 

超撥水スーピマジップトップ
> M.Blue
> D.Grey
> Green ※GREENはオンラインショップ、阪急うめだPOPUP限定カラーです。

 

スーピマコットンステンカラーコート
> D.Olive
> Black

 

 

ただ皆様には、
色に付けられた言葉に、
引っ張られることなく、
ぜひとも肉眼で拾うリアルな色と向き合い、
服選びをしていただければと思います。

 

 

 

特集ページも出来上がっております。

特集ページ「SOMENOI SUPIMA 2

 

今回のモデルは、イサナくん。

 

ページ内では、クールなルックスですが、

気さくで、笑顔が愛らしいナイスガイです。

 

役者としても活躍中とかで、、、皆様、ウォッチしておきましょう!

 

 

 

 

 

 

それではまた。