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2025 Dec 26 New

こんにちは、新谷です。

2025年もいよいよ幕を閉じる、12/26（金）です。

まずは、
日頃よりCONFECTをご愛顧頂いているお客様、
またショップに足を運んで頂いたり、CONFECTのSNSやWEB発信などで
関心を持って頂いたすべてのお客様に、2025年も変わらぬご愛顧賜り
本当に感謝いたします。
ありがとうございます。

そして、CONFECTをお支え頂いているメーカー様、
糸、生地、付属パーツ、縫製、編み立て、染色加工、仕上げ、革製品などなど、
たくさんの工場様にご支援ご協力いただいております。
この場をお借りして、感謝申し上げます。
本年も、誠にありがとうございます。

では、

タイトルにある、「ブログに始まる」という本題です。

僕はこの会社に入り17年目、
入社は2009年でした。

梅田の茶屋町というエリアの路面店、
また、心斎橋付近の南船場エリアの路面店と、
販売スタッフとして入ったのですが、
CONFECTができたばかりでしたので、
当然「CONFECT」というブランド名すら知っている人は皆無。

当時は、SNSがまだ身近に無く、
まず知ってもらうためにどうしようかと、
その頃一緒に働いていた先輩と、夜な夜なよく話合っていました。

ショップのフライヤーのようなものを作り、近隣の飲食店さんに置いてもらったり、
知ってもらうきっかけにと目論みつつ近所のゴミ拾いをするなど、
動けることは動くということでやったわけですが、
効果の有無は別にして、一番しっくりきたのが、「ブログ」でした。

（懺悔も込めて綴っておきますが）
会社には内緒で、ブログを立ち上げ投稿。これを毎日毎日やりました。

だからと言って、ブログを見ていただきPRに繋がったという結果や実感は
ほぼなかったのですが、
お店をご利用いただくお客様に直接紹介すると、お家で読んでもらって
次回会った時にちょっと話題に出してもらえたりしました。

それが結構嬉しかったのですが、
ブログ投稿を続けれたのは、これが嬉しかったからではなく、

服を見たり、
服を着たり、
服が好きな人たちと話をしたり、
そうで無い人とも話をしたり、
生地を見たり、
服を作っている人を見たり
服を考えている人を見たり、
服を調べたり、
服のストーリーを知ったり、
ファッションを知ったり、

そんなことをしていると、言葉が湧き上がってきて書き出しておきたくなる。
これがモチベーションだったように思います。

ブログは文章ですので、「言葉」。

服と言葉は、全く別物になることはわかっているのですが、
好きなことは言葉を介して感じる、通じ合うことは
当然ながら多々あります。
服は現物ですので、それ自体が個体ですが、
その服の周りにあるものや、その服が纏っているものは、
やっぱり感受してしまう。その感受したものを言葉に残しておきたくなったのだと思います。

言葉が先行すると、
余分なイメージを作り上げてしまうことがあるので
その服にとって邪魔になることもありますので、
言葉が嫌いになった時期もありましたが、
40歳になった今年は、
もう一度、言葉に戻ってきたくなりました。

このブログにも綴りましたが、
「TEXT」と「TEXTURE（＝質感）」は語源が近しいことや
綴る（＝つづる）という文字そのものも
「糸」＝いと。
「叕」＝繋ぎ合わせるという意味。

つまり、布地や編み地のようなものを連想します。

そんなことを思うようになってからは、
僕の中では、言葉と服はとても近い存在です。

ブログを書くことは、服がもっと好きになるきっかけですし、
どんどん服に取り憑かれていくことを実感する、そんな作業です笑。

そう思うと、
CONFECTをお伝えさせていただく上では、
服の写真だけでなく、
どうしても言葉を使いたくなる。

昔のCONFECTのカタログブックにも
こんな感じで、文章が記載されています。