1. Top
  2. Blog
  3. PRESS ROOM
  4. 裏地に使う、起毛リネン
2025 Dec 19 New

裏地に使う、起毛リネン

こんにちは、新谷です。

 

 

 

 

 


実は、今季も大車輪の活躍をしているのが、
CONFECTの定番「起毛リネン」です。

 

 

 

こちらのブログでご紹介した、
ジャケット、パンツだけではなく
キルティングベストの裏側(=リバーシブル仕様です)、
キルティングジップトップの裏比翼やポケット、
そして、アウターの裏地にまで採用しています。

 

 

 

 


実は、
アウターの裏地に起毛リネンを仕様するのは、
CONFECTでは初めて。

 

 

 

 

25AWコレクションのこちらのコートの裏地に採用しています。

 

 


杢ウールコットンリネンフーデッドコート
col : Black
size : 3, 4
price : 96,800 yen

 

 


かねてから、「起毛リネン」の保温性や
熱伝導の良さによる暖まりのスピード感、
そしてしっとりと心地よい触り心地など、
そのポテンシャルを感じておりましたが、
今年のアウターで初めてお披露目です。

 


いわゆるネル生地を裏地にした
アウターは、昔からある寒冷地の服の工夫にありますが、
リネンの起毛生地という点は、結構、稀だと思います。

 

ただこれは僕の個人的な感覚ですが、
リネンは、ウールアウターの裏地として、結構向いていると思います。

 

過去にもリネン裏地のアウターは何度かリリースしており、
僕自身も使ってきましたが、特に「湿気を素早く放湿できる点」で良いと思っています。

リネンは吸放湿に優れているため、
湿気を吸い、そして放ち、乾くスピードが早いです。
これは特にウールアウターにとっては良いです。
冬の寒さの中、防寒着として着るわけですが、
身体は汗をかくことも良くあり、中に溜まっていきます。

 

ウールアウターは洗うわけにもいかず、
クリーニングになりますが、ワンシーズンに一回ぐらいです。

 

ウールにとって湿気は敵とも言え、
匂いの原因、虫食いにつながったり、また劣化にもつながります。

 

そんな時、リネンの裏地は力を発揮。
湿気を吸い、そして放湿もできるので、
ウールアウターにとって、とても良い状態を保つことができます。

 

 

そして、今回、贅沢にも裏地に「起毛リネン」を採用。
裏地がリネン100%。やりすぎかと思われるかも知れませんが、
より長くご愛用いただくために出した一つの答えになります。


今回、起毛リネンを裏地にしたこちらのコート。

 

 

 

 

 

 


いつの時代にも気分が離れることなく、
毎年、毎年着ることができそうなシンプルなフーデッドコートです。

 

 

 


ぜひご検討いただければと思います。


それではまた。

関連アイテム